天然顔料ワークショップ(OCAD大学)
学術交流協定校であるOCAD大学(カナダ)より、2025年日本万国博覧会(略称「大阪・関西万博」)での天然顔料普及のためのワークショップ実施の連携・協力の依頼があり、橋本弘安名誉教授(染織文化資源研究所客員研究員)を中心に、カナダ・オンタリオ湖やナイアガラの滝の石を天然顔料とした絵の具で、団扇に絵を描いたり、靴紐を染めるワークショップ「サブミクロン天然顔料の革新的な世界」を実施しました。大阪・関西万博のテーマである 「未来のための文化の共創 」というテーマに共鳴するサステナブルな天然顔料の研究を、芸術を通して楽しさとともに多くの方へ伝えることのできる貴重な機会となりました。
また、5月2日には、カナダ・パビリオンにて、本学所在地:相模原市の姉妹都市であるトロント市と、OCAD大学と女子美術大学間の継続的コラボレーションを祝うセレモニーも実施され、OCAD大学より連携協力のお礼として、本学および相模原市へ天然顔料を使用した作品の贈呈がありました。また、大阪・関西万博においては、ポーランド館でも同ワークショップが4月、9月に行われ、NPO法人富士山からはじまる天然顔料と粉砕の研究会との協働のもと、世界から先駆的な研究として歓迎されています。
日時:2025年5月2日~4日の3日間
場所:大阪・関西万博 クラゲ館
参加者数合計:約750名