ART CAMP 2023
ART CAMP 2023ー工芸専攻教員によるワークショップ実施報告
ART CAMP 2023に本学工芸専攻の荒姿寿准教授が講師として派遣され、7月24日~7月28日の5日間、現地でワークショップを実施いたしました。
荒先生からのコメントとともに現地でのワークショップの様子をご報告いたします。
「今回のワークショップは天然顔料、天然染料をテーマに、日本に根付く、和紙や布の素材を用いた型染めの実習を行いました。
参加者の中には入学を希望する高校生、大学生、プロダクトデザイナー、ウクライナの高校生、アートスクール学長など様々な方々がいました。
女子美の染織文化資源研究所の英語版天然顔料キットを配布し、参加者各自が採取してきた石や砂から絵具を作成し、天然の色について考えることから授業を始めました。
型染め古典文様の模写や藍染体験など日本の伝統技術を体験してもらいましたが、さまざまな背景のある参加者の多くは、日本のアニメや漫画が大好きで、日本に興味がある方ばかりでしたので、皆さん真剣に取り組んでいました。
5日間のプログラムを通して、講座参加者の皆さんからは、大変嬉しい反応がありました。
伝統から新しいテクノロジーまで、日本の染色文化に触れていただけたのではと思います。」
ワークショップの様子はこちらをご覧ください!